天神社について

概要

このお社には、大己貴神おおなむちのかみ(大国主大神)と共に、日本の国を作り堅められた少名毘古那神すくなひこなのかみがお祀りされております。少名毘古那神一柱ひとはしらを御祭神としている神社はとても少なく、その多くは大己貴神と合祀、あるいは相殿として祀られております。また、この大切な神様が出雲大社の神域であるこの地に御鎮座なされていることは、出雲神話を実感することができ、誠に感慨深いところでございます。

御祭神少名毘古那神すくなひこなのかみ
御神格医薬、農業、酒造、温泉の守護神
御神徳病気平癒、身体健康、医療業、農業、酒造業隆昌
例祭日8月4日

ご由緒

創建は不明ですが、寛文7年(1667)の出雲大社の御遷宮にともなう北島國造館移転とともに、八雲山の麓から現在の心字池しんじいけ中之島に遷座なされ今日に至っていると伝えられております。尚、平成27年4月16日には、第80代出雲國造・北島建孝が、平成の正遷座祭を御奉仕申し上げております。

少名毘古那神 御神像

心字池の前には、天神社にお祀りされている少名毘古那神の御神像があります。
少名毘古那神は大国主大神さまとともに国造りをされた小さな神様と伝えられており、この御神像は海亀の背に乗って日本海の荒波を乗り越えて出雲國にお着きになったお姿をかたどっています。

記紀神話によると少名毘古那神は、がが芋のさやを舟にして寄り来られたということですが、こちらの御神像では北島國造館にゆかりの深い亀に乗ったお姿となっています。

この神像につきましては國造様に「霽朝(せいちょう/はれたるあさ)」と命名いただきました。
「霽」とは、雨や雪などがやんで、空がすっきりと晴れることを意味しています。

天神社祈祷のご案内

少名毘古那神すくなひこなのかみ様のご神徳を賜るご祈祷を執り行います。
毎月5日・15日・25日の祈祷日に斎行し、御神札をお送りいたします。
病気平癒、身体健康、医療業隆昌のおかげをいただいてください。

※以下はどちらも天神社祈祷の授与品です。一般授与はおこなっておりません。
※初穂料6,000円(ご祈祷料5,000円+送料1,000円)をお納めいただき、
両方の授与品をお送りいたします。月末までにお納めください。

天神社祈祷 御神札・御守

天神社祈祷を受けられた方にだけお授けする御神札と御守です。御玉串は御家の神棚にお祀りに、お守りは身の周りにお持ちください。

天神社祈祷 授与品 「

麻袋に島根県産ヒノキ、山王寺産真菰、境内の松葉が入っています。寝室に置いたりお風呂に入れたりするとリラクゼーション効果が期待できます。

祈祷のお申し込みは、お問い合わせフォーム、もしくは郵便・FAXにてお申し込みください。
詳しくは下記のお問い合わせページよりご確認いただけます。

TOP